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2018年03月20日

2018年3月号その2 引越し体験記&「経理だから見えること、経理だからわかること」

【1】MR.Kの中期経営計画コラム+α【第14回】


 
3月に入り、段々と温かい日も増えてきました。
ちらほら桜の花も咲き始め、今年も花見の季節がやってきました。
そして、何より花粉が猛威をふるいだしました
この時期はスギ花粉でしょうか?
ビジネス・ブレインでも涙目や鼻のムズムズに苦しめられている人が
見受けられます。そんなところ私は年がら年中、何かしらの
アレルギー物質に反応してクシュクシュ言っております。
 
今回は、この時期にやらかした話をしたいと思います。
一体何をやらかしたかと言うと・・・
確定申告時期にも関わらず事務所引っ越しをして、さらに引っ越し作業を
甘くみたことによるツケが多大にあったというところです。
 
皆様はご存知の通り、ちょうど3月から4月にかけて、引っ越し特需の
時期にあたります。予約を取るのも困難・・・日付指定が難しくなる。
料金も大変お高くなります・・・ぼったくられることもあります。
 
引っ越し難民という言葉がマスメディアで出回ったかと思います。
原因は、人材不足。
1割近くの引っ越し業界の運転手が宅配業に流出しました。
これは宅配業の賃上げが要因になっています。
一部の宅配業では単価(時給)が2倍になったとか・・・
当然、流れちゃいますよね。。。
また、働き方改革によって1日の引っ越し作業できる回数が
削減されることになったこと。
もともと長時間労働で回数を賄っていたのに
それが出来なくなったことが影響しています。
市場の変化による影響はいろいろなところで出ていると思います。
 
ここで恥ずかしい勘違い。。。
事務所が移転先ではOAフロアになりました。
OAフロアは二重床になって、その空間に配線敷けるようになっています。
で、大きな勘違いです・・・
OAフロアにすれば、電源装置(コンセント)も増えるものだと思い込んでいました。
増えないんですね(笑)
電源装置の増設工事が必要でした(笑)
これも急遽業者を探し、翌日に工事して貰いました(笑)
助かった。という言葉が何と相応しいことでしょう!!(笑)
 
折角なので、法人が本店移転の際にやることを列挙します。
順不同になってます。
 
1.既存の管理会社へ退去の連絡
2.取引先等に対して移転の連絡
3.HP等の住所変更
4.引っ越し業者の選定
5.電話・FAXの移設工事(NTT、電話機業者)
6.インターネット回線関係
7.コンセントなどの電源装置関係の確認(増設の必要も)
8.サーバー移転と設置の依頼
9.移転後の周辺への挨拶
10.届出・申請関係
〈法務局〉変更登記申請
〈郵便局〉転居届
〈銀行〉住所変更届
〈クレジット会社〉住所変更届
〈労働基準監督署〉労働保険名称・所在地等変更届
〈年金事務所〉適用事業所所在地・名称変更(訂正)届
〈ハローワーク〉事業主事業所各種変更届
〈消防署〉防火管理者選任届
〈税務署・都税〉届出関係
 
今回の引っ越しは事前対応ではなく、事後対処の状態になりました。
問題が起きた時にその都度対処する綱渡りの状況です。
 
経営計画や人生計画と言われるような計画は事前対応するために
作成したり、考えたりするものです。
当然、起きていないことに対して仮説を立てているので
間違いや想定外は起きることになります。
間違いや想定外に対しては事後対応にはなってしまいますが・・・
仮説とのズレを認知することが出来るようになります。
 
何が仮説と違ったのか?仮説で足りていなかった情報は?
仮説していなかったことは?
 
などなど、情報が手に入ります。
そして、この新たな情報を基に、更なる仮説を立て、
計画を作っていくことになります。
 
仮説を立てる際には、慢心や油断は禁物だなと感じました。
しっかりと準備をすることが大事ですね。
雑な内容で申し訳ありません。今回はこの辺でお暇致します。
 
特に理由もなく、過去の内容について題目を記載してみました。
 
第一回:初回挨拶
第二回:中期経営計画の創り方は2パターンある
第三回:理念から創る経営計画セミナーを実施してみて
第四回:分析予測型と未来創造型の違い
第五回:5年後のありたい姿からの逆算
第六回:中期経営計画の策定の状態
第七回:早期経営改善計画策定支援事業について
第八回:経営計画を作成する目的
第九回:経営支援セミナーを実施してみて
第十回:人生とは選択の結果
第十一回:夢とビジョン
第十二回:想像と創造
第十三回:常識を疑ってみよう
 
 
 
【2】「アカウンティングデーモン山本の経理総務コラム」


 
新年度になりました。桜も綺麗に咲き始めたので、休日に上野に花見に行きました。
東京は田舎に比べ、大規模な自然を感じることはできませんが、
綺麗に整った自然がある程度用意されているところが好きです。
さて、いつもIT化についてお話をしていて、経理の方に恐怖を与えるばかりですが、
今回は経理がITに負けないために必要なことをテーマに書かせていただきます。
 
ITの発展に伴い、経理の作業的な業務は失われます。経理の方は、
社内のコンサルタントとして、様々な提案をすることが求められます。
その提案能力の前提には、数字を分析する能力が必要です。
 
分析というとハードルが高く感じます。
「専門的な勉強もしてないし、私には無理」
と感じてしまうかもしれませんが、ちょっとした日ごろの心がけだけで
、かなり実用的なレベルまで養うことができます。
座学よりも経験あるのみなので、下の二つのことからぜひ試してみてください。
 
(1)請求書に聞きなれない言葉があったら詳しく聞く
(2)試算表の数字は前月からの増減を見る
 
まずは(1)について、
経理の特殊なところですが、働いている会社の売っているものについて、
詳しく知っているわけではありません。例えばパソコンを製造販売している
会社で働く場合、開発や生産、営業の方はパソコンに詳しくないと
仕事になりませんが、経理は必ずしもそうではありません。
ですが、請求書には日常生活では聞きなれない専門用語が沢山出てきます。
「金額が分かれば支払いできるからいいや」ではなく、内容を知ることで、
会社のみんながどんなことをしているかがイメージしやすくなります。
入力漏れの確認や内部牽制にも有効です。
 
次に(2)について、
会計ソフトに入力して試算表はできても、ひたすら数字が並んでいて
どこを見たらいいか分かりづらいです。そんな時は勘定科目が
先月からの増減をみて、原因を探してみましょう。
その時に(1)で覚えた専門用語が役に立つことがあります。
原因が分からない時は社長に確認すると大体心当たりがあります。
毎月社長に確認しているうちに、どんなことが起こると
会計にどういう影響があるかというパターンを覚えていけます。
逆に、社長に心当たりがなかった場合は、
問題に気付くきっかけを与えられたということです。
 
最後に、繰り返しになりますが経験あるのみです。社長も、会計事務所も、
専門的な勉強をしたコンサルタントにも見つけられない問題に
気が付くことができるかもしれません。
その会社にいる経理だからこそできる分析があるはずです。
 
 
 
【3】弊社主催セミナーの告知


 
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