月間メルマガ

2018年11月10日

2018年11月号その1 「ナンバー2の育成」「マイホームに関する税制」

【1】MR.Kの中期経営計画コラム+α【第22回】


 

日に日に日暮れが早くなり、もう17時にはお外は真っ暗です。
これから寒さも厳しくなり、冬がやってきますね。コタツにみかんの季節です(笑)
そして、平成30年度も終わりに近づいています。
今年やろうと決めていたことがまだ手付かずであったり、
達成出来ていないのであれば、追い込み時期です!!

 

今回は、前回のメルマガで「過去会計で作られた財務諸表
(損益計算書、貸借対照表)で経営判断が出来ますか?となると
非常に難しいところです。なぜ難しいのか?」について、
記載しようかと思いましたが、思うところがあるので、内容を変更します。

 

最近、こんな言葉を耳にしました。
・クーデター
・離反
です。

 

クーデターとはご存知かと思いますが、革命や反乱、紛争です。
離反は、それまでつき従っていたものから離れ背くことです。

 

これらの要因が起きるのは、No.2が大きく影響しています。

 

クーデターは現状の国家ではダメだというところから、新たに変わる人物が出てきます。
戦国時代であれば、離反すれば別のところで重宝されることもあるでしょう。

 

ところで、どちらが可哀そうなのでしょうか?
裏切られた側?裏切った側?

 

多くの方は裏切られた側と思うように思います。

 

私個人としては裏切った側です。
裏切る状況を作ってしまった。それだけ追い詰めてしまっていた。
と感じるところがあります。

 

それが、それまで一緒にやっていたにも関わらず、見限る結果になった。
という部分ではないでしょうか?

 

企業のNo.2がいなくなったところはどうなるでしょうか?
多くは縮小に進むことになります。
No.2に代わる人が育っていなかったら?・・・倒産でしょうね。

 

では、どうすればいいのか?

 

No.2を一人ではなく、二人、三人と育てておけばいいのです。

 

競争相手がいることで、お互いに切磋琢磨します。
そして、お互いがお互いをけん制し合うので、抑制効果も自ずと出てくるものです。

 

企業で仮にNo.2のクーデターまたは離反があった場合、
その原因は当然ながら経営者にあります。

 

こんなことはありませんか?
・経営者が働かず、働いたフリをしている。
・白い巨塔の回診の状態になっている。(ワンマン)
・優秀な人財が入社して、多くの権限を渡している。

 

この辺りに当てはまるとクーデターや離反の可能性がありそうです。

 

【過去掲載分題目一覧】
第一回:初回挨拶
第二回:中期経営計画の創り方は2パターンある
第三回:理念から創る経営計画セミナーを実施してみて
第四回:分析予測型と未来創造型の違い
第五回:5年後のありたい姿からの逆算
第六回:中期経営計画の策定の状態
第七回:早期経営改善計画策定支援事業について
第八回:経営計画を作成する目的
第九回:経営支援セミナーを実施してみて
第十回:人生とは選択の結果
第十一回:夢とビジョン
第十二回:想像と創造
第十三回:常識を疑ってみよう
第十四回:引っ越し体験記
第十五回:事業ドメインの捉え方で機会コストは変化してしまう
第十六回:有給休暇は認めないといけない??
第十七回:働き方改革・助成金もあるよ
第十八回:経営・意思決定に役立つ会計・役立たない会計
第十九回:PDCAの前に、まずやってみようDPDCA
第二十回:【体験記】研修で社員が変わった
第二十一回:未来会計と過去会計

 

 

 

【2】「やまじでございま~す!!」


 

みなさまこんにちは!
今月は「山司でございま~す!」の山司が担当させて頂きますので、
どうぞお付き合いください。よろしくお願いいたします!

 

私はまだマイホームを持っておりませんが、皆さまの中にはマイホームを
お持ちの方もたくさんいらっしゃると思いますし、今の家を売って、
新しい家を買いたいなぁなんて思ってらっしゃる方もいると思います。

 

そこで今回は、知っている方も多いかもしれませんが、マイホームを売って
「儲かっちゃった」ときの税金のお話をしたいと思います。
マイホームの売却は税務的にかなり優遇されておりますので、
本コラムでは可能な限り簡潔にまとめてみたいと思います。

 

まずは長く住んでいた家を手放す場合について考えてみましょう。
10年超の間住んでいた家を売却し、新しい家を購入する場合、
新しい家の価格が古い家の売却額より高い場合、古い家を売った時の
売却益に掛かる税金は繰り延べられます。

 

例えば1000万円で買った家を5000万円で売って、7000万円で新しい家を買った場合、
古い家を売って儲けた4000万円(5000万円-1000万円)に税金はかかりません。
次に新しい家の価格が古い家の売却額より低い場合は、売却額と
新しい家の価格の差額分に対して税金がかかり、新しい家の購入価格分については
税金が繰り延べられます。

 

例えば1000万円で買った家を5000万円で売って、3000万円で新しい家を買った場合、
2000万円(5000万円-3000万円)に対して所得税と住民税を合わせて
4063千円の税金が掛かります。(税率は20.315%)
(今回は分かりやすくするため建物の減価償却費は考慮しておりません。)

 

このようにマイホームに掛かる税金は優遇されているんですよね。
でもこれって長く住んでないと使えない優遇措置で、住んで10年以内に
売っちゃった場合ってどうなるんでしょうね。そうなんです、買ってすぐ
売っちゃった場合にも優遇措置があるんです!

 

それが3000万円の特別控除です。(聞いたことがある人も多いと思いますが。)
これは単純明快で、家を売った時の儲けが3000万円以内であれば
税金は掛からないという優遇措置です。

 

そしてこの特別控除は他の優遇措置に比べて使い勝手がいいのが特徴です。
ちゃんと住んでいた家であれば、所有期間の要件はありませんし、
売却する人の所得の要件もありません。また例えば夫婦で共有名義の場合、
各々で3000万円控除を適用することができますし、さらに配偶者や
直系血族へ売却した場合には当然適用できませんが、生計を一にしていない
兄弟姉妹に対して適用することもできます。
(実際には細かい状況により適用できない場合もあります。)

 

というわけで、今回とても簡単ではありますが、マイホーム売却に掛かる
税金についてお話させて頂きました。もっと知りたいとご興味を持たれた方は
弊社までご連絡ください。最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

 

 

【3】インターン生日記


 

メルマガをご覧になっている皆様初めまして!
四季の中では断トツで秋が好きな平野です。しかし秋はあっという間に
過ぎてしまう季節であり、気づいたら冬になってしまいますよね。
今年は例年以上に美味しいものを沢山食べ、しっかりと秋を満喫しようと思います。

 

さてさて。唐突ではございますが、私がインターンを始めようと
考えた経緯、そしてインターンを通じて感じたビジネス・ブレインの
印象をサラッと書かせていただこうと思います。

 

私は現在大学2年生で、会計学を主に専攻して勉強しています。とは言うものの、
実際は“単位を取得し卒業するために仕方なく勉強している”典型的な
適当大学生です。そんな私ではございますが、人並みに将来訪れる就活への
危機感を抱いておりました。どうにかして周りよりも楽に就活を終えたい。
そうするにはどうしたら良いだろうか―――

 

様々な思考を巡らせた結果「今からインターンを始めれば何とかなる」
という結論に至り、インターンを開始することにしました。
自身のことながらとても浅はかで、世の中を甘く考えていて
恥ずかしく思います。本当に。(笑)

 

そんな適当な経緯で入社したわけですが、実際に仕事をしてみると
自分の無力さを痛感させられました。まず仕事の内容理解に苦労し、
そこから仕事をこなすのにまた一苦労…。

 

軽い気持ちで始めたことを後悔することもありました。ですが、
ビジネス・ブレインの社員さんはどの方も優しく丁寧で、
理解するまで何度でも教えてくださるので、私でもどうにか仕事をこなす
ことができています。また、社員の方同士の仲が非常に良いため、
事務所の雰囲気は常に明るく居心地が良いです。
(特に畑中先生のお母様が仕事の息抜きにと配ってくださるお菓子は
密かに私の楽しみとなっています。)
お陰様で元気をもらえますし、仕事にも集中して取り組むことができています。

 

ビジネス・ブレインでのインターンを通じて社会に出てから役立つスキルなど、
非常に多くの知財を得られましたが、最も身についたのは“人間力”では
ないかと思います。
パソコンや会計の知識だけであれば、おそらく他の企業のインターンでも
身につけることが可能でしょう。ですが、この事務所では困難に直面した際に
自身で考えぬく思考力や忍耐力だけでなく、社員さんと関わる機会の
多さから対人関係の築き方なども自然と身につけることができます。
要するに“スゴイ会社”です。語彙力がなさすぎますね。

 

冒頭で「サラッと書く」など言っていたにも関わらず、気づけば
かなりの長文になってしまいました。なので、突然ではありますが
この辺でそろそろ筆を置かせていただこうと思います。
最後までお読みいただいた方、お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

【4】弊社主催セミナーの告知


 

■ブレインスルー勉強会(ご紹介頂けると嬉しいです)
職員主催の勉強会です。
参加型の勉強会になります。一方的に話し続けることはありません!!
和気藹々としながら学ぶことが出来る環境です。
勉強会場はビジネス・ブレインのセミナールームになります。

 

第七回は11月16日(金)18:00~19:30頃(75分から90分程度)
平成30年は次回の11月をラストにさせて頂きます。
翌年31年の予定は決まり次第、このメルマガもしくはチャットワークでご連絡致します。

 

第七回は平成30年ラストということで、『計画』に関する内容にしたいと思います。

 

メインは
・経営者
・経営幹部
・後継者
・後継者候補
・個人事業主
・起業予定の方
・将来起業したい方
に向けてお話しさせて頂きます。

 

チャットワークグループに参加されていない方は、こちらからお申込みをお願いします。

https://goo.gl/eqoNHg

 

過去の勉強会題目
第一回『会計の入口』
第二回『目標キャッシュ達成にはいくらの売上高が必要?』
第三回『ストラック図の活用方法について』
第四回『損益分岐点とCVP分析について』
第五回『幸福学と脳科学』
第六回『変動損益計算書とCVP分析の実例』

 

■Excel…そしてGoogleスプレッドシート活用のよる社内効率化セミナー
日時:11月15日(木) 13時30分~17時00分頃(開場13:00から)
場所:ビジネス・ブレインセミナールーム
講師:一木 伸夫様(株式会社シンプルソリューションズ 代表取締役・公認会計士)
参加費:10,000円(10月中のお申込みは特別価格5,000円)
お申込みと詳細はこちら:https://businessbrain19865.wixsite.com/businessbrain

 

■ビジネスマナー研修
日時:12月7日(金)14時~16時
場所:場所:ビジネス・ブレインセミナールーム
講師:人見 玲子様(株式会社コントレール 代表者取締役)
定員:先着7名様(弊社の関与先様、メルマガ購読者様に限定)
参加費:ご招待致します。
内容:受講者累計2万人を超え、登壇回数は1,000回を超える講師の先生が、
ビジネスマナーの必要性、正しい言葉遣い、敬語、ビジネス文章、
電子メールのマナー、電話応対、訪問のマナー、来客応対ロールプレイング等
についてご指導いただきます。

 

対象者:新卒者、中途採用者、管理者、マネージャー
人材育成の立場にある方もお伝えする上で必須です。
申込み:realization@business-brain.com
件名:【ビジネスマナー研修12月7日】
内容:会社名、役職、氏名、参加人数
をご記載の上、ご連絡をお願い致します。

 

電話連絡は、03-6435-6618にビジネスマナー研修の申込みとお伝えください。

 

■セミナー要望
・こんなことが聞いてみたい。
・こんなことが知りたい。
などなど、ございましたらご連絡頂けましたら、企画していこうと思います。