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2021年10月29日

2021年10月号その2 「インターン生日記その16阿部さん編」CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務」発刊しました」「いよいよ始まる消費税のインボイス制度~令和4年10月までに準備を」

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【1】「インターン生日記その16阿部さん編」

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4月からインターン生として働かせていただいている、大学1年生の阿部桃花です。

コンビニの商品開発に関するテレビ番組を見たことをきっかけに、マーケティングを勉強してみたいと思い商学部に入学しました。コロナの影響で昨年よりは状況が回復してきたものの、春学期のほとんどはオンライン・オンデマンドの授業が多く、初めは大学生になった実感が湧かなかったのですが、徐々に対面でサークル活動が始まったり、唯一対面の授業であった語学の授業のクラスメートとご飯を食べたりすることが出来て実感してきました。

秋学期はオンラインと対面の授業を併用して行う予定らしいですが、対面の授業で友達を増やせたらいいなと思います。

大学生になって初めての夏休みに突入しましたが、サークル活動と遊びとインターンで8月の予定はほぼ埋まってしまいました。高校の時とは違い期間が長いので、充実した夏休みが過ごせるように目標を立てたいと思います。

 

インターンを始めてから約6ヶ月が経ちますが、自分一人で出来る仕事が少ないので他のインターン生から沢山学んで成長できるように頑張ります。大学一年生の間に簿記3級の資格をとれるように勉強して、インターン業務の内容を理解して出来たらいいなと思っています。

これからよろしくお願いします。

 

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【2】「CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務」発刊しました

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今年も5月18日に「令和3年度 すぐわかるよくわかる! 税制改正のポイント」(TKC出版)が発刊されました。

 

そして 10月1日に新刊書籍が発刊されました。タイトルは「CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務」です。

10月第3週には八重洲ブックセンター本店でビジネス書第1位 AMAZONでも売り切れが続いており好評をいただいております。

 

主な内容

サブスクリプション・ビジネスで長期的に将来CFを最大化するための収益管理,プライシング戦略,組織再編スキーム等についてCFOや財務担当が押さえるべき論点を中心に解説。

 

本書の構成

第1部 サブスクリプションのビジネスモデル

第1章 サブスクリプション・エコノミーの拡がり

第2章 サブスクリプション・ビジネス計画のチェックポイント~財務部門こそ,

すべてを顧客から始めよ~

第3章 サブスクリプション・ビジネスの管理会計

 

第2部 サブスクリプション・ビジネスの会計・税務・組織再編

第4章 サブスクリプション・ビジネスの収益認識に関する会計・税務

第5章 サブスクリプション・ビジネスのタックスプランニング

第6章 サブスクリプション・ビジネスで検討したい持株会社化

終 章 DX時代のサブスクリプションCFOに求められる役割

 

本書の内容

「長期にわたる将来キャッシュフローの最大化」というサブスクリプション・ビジネスの本源的な価値への理解が不足する日本企業では,PLに過度に縛られ,短期的な収益を重視するあまり,サブスクリプション・バレーともいうべき既存ビジネスとサブスクリプション・ビジネスの間の深い谷に落ち,這い上がれないケースが多い。

本書ではその深い谷を一気に超えるための大胆な行動・事業投資を支えるための実務知識,すなわちサブスクリプション・ビジネスの基本となるプライシングモデルやオペレーション手法,ビジネスを評価するための新たな経営指標(KPI)などの管理会計や投資家への開示例,収益認識を中心とした会計処理上の問題,サブスクリプション事業を最大限に生かすタックスストラテジーや組織形態等について解説している。

CFOをはじめとする財務経理部門等が,このサブスクリプション・ビジネスの考え方や収益管理方法を正しく理解し,ビジネス部門や経営陣に対して的確な洞察を与えることができれば,日本でも多くの変革の成功事例が生まれるはずだ。

 

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【3】いよいよ始まる消費税のインボイス制度~令和4年10月までに準備を

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消費税のインボイス制度開始が令和5年10月から開始します。

それに先駆け令和3年10月からインボイスを発行できる「適格請求書発行事業者」の登録が開始します。インボイス制度は今までの消費税のあり方とは大きく変わります。また消費税に関しては事業年度開始までに準備をすべき事項がたくさんありますので、実質的には令和4年10月までには準備を終えておく必要があります。

また、従来通り仕入税額控除を受けるためには自社だけではなく仕入先・外注先・大家さんが適格請求書発行事業者になっているかの確認も必要です。つまり経理部門だけでなく営業や購買部門など幅広い部門をまたがった確認が必要になるということです。それを怠ると消費税の納税額が増加してしまいます。

詳細については 「Q&Aインボイス制度」(共著)が出ますので当社のお客さまには9月に2冊づつ(1冊は取引先などにも)配布させていただきました。また当社のお客様以外でも欲しい方はプレゼントさせていただきまし、追加でほしい方はおっしゃってください。

また9月には当社のお客様向けに久々にYOUTUBEでセミナー配信させていただきます

 

【インボイス制度の主な注意点】

  • 適格請求書発行事業者以外はインボイスを発行できない
  • 適格請求書発行事業者になるには事前の登録申請が必要
  • 免税事業者はインボイスを発行できない
  • インボイスがないと仕入税額控除ができなくなる(消費税の納税が増える)
  • インボイスを紛失しても仕入税額控除はできない
  • 免税事業者からの購入・サービス提供は消費税納税額が増えてしまう!
  • インボイスには記載事項が法定化されているのでシステムの変更が必要
  • インボイスがでるかどうか確認してから買い物が必要
  • 制度開始から適用するには原則として令和5年3月末までに登録申請が必要
  • 免税事業者が適格請求書発行事業者になるには課税事業者を選択する必要がある
  • その場合簡易課税制度の選択検討が必要
  • 新設法人で免税を2年間フルに受け、令和5年10月からインボイス発行しようとすると令和3年10月までに法人設立が必要
  • インボイスは発行義務及び保存義務がある
  • 口座振替の場合はどうするの?
  • インボイス対応のシステムはIT補助金の審査上加点となる。