2023年05月29日
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【1】人材のブラッシュアップ・リスキリング「人材開発支援助成金」
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今年の当社の重要テーマの一つは人的資本経営です。中小企業にとって限られた人材の成長にどう結び付けるか、働きやすさだけではなく 成長を実感できるようにどうしたらなるのかを日々自問自答しております。
そんな中 世の中に必要とされる人材になるにはどうしたらいいのか、先日も思い付きで 日本で一番大切にしたい会社の日本理科学工業の話を思い出し、社員と一緒にドラマを見直してみました。
~日本一優しい会社が問い続けた50年~
【人間の究極の幸せとは・・?】
〇人に愛されること・・
〇人に褒められること・・
〇人の役に立つこと・・
〇人から必要とされること・・
実はこういう私も昨年30年ぶりに会計を学びなおしに関西学院大学の大学院講座に15日ほど通ってリスキリングしていました!(飲みに行ってたついでに勉強してたいう噂も一部にありますが・・・💦)
30年たつと会計学もこんなに変わってるのね とか 普段やってる業務がこんな風に学術的に整理されるんだとか 普段実務でやってる管理会計の仕組みは結構レベルに到達してたのね とかいろんな気づきがありました。
今後CHAT GPTに代表されるようにAIや自動化が進む時代その中で人間がやるべき仕事に集中することが必要です。そのためには作業ではなくブラッシュアップされた仕事や複雑に絡み合った仕事 人間が対応することに価値のある仕事が重要になるでしょう。
そういう時代だからこそ 学びなおし ブラッシュアップしていくことが重要になります。今回はそんな学びなおしに関して厚生労働省から助成金が出ていますのでそのご紹介をします。
「人材開発支援助成金」
人材開発支援助成金は、従業員の人材育成、スキルアップのための助成金で 事業主等が雇用する労働者に対して、職務に関連した専門的な知識及び技能を習得させるための職業訓練等を計画に沿って実施した場合等に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度です
例えば事業展開等リスキリング支援コースを例にとると 助成率は中小企業75% 賃金助成もあり 受講者一人当たりの経費助成限度は 30-50万円と大きな金額になっています。
この人材開発助成金は大きく分けて7つのコースがあります。
1.人材育成支援コース…、職務に関連した知識・技能を習得させるための訓練、厚生労働大臣の認定を受けたOJT付き訓練、非正規雇用労働者を対象とした正社員化を目指す訓練を実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成
2.教育訓練休暇等付与コース…有給教育訓練等制度を導入し、労働者が当該休暇を取得し、訓練を受けた場合に助成
3.人への投資促進コース…デジタル人材・高度人材を育成する訓練、労働者が自発的に行う訓練、定額制訓練(サブスクリプション型)等を実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成
4.事業展開等リスキリング支援コース…新規事業の立ち上げなどの事業展開等に伴い、新たな分野で必要となる知識及び技能を習得させるための訓練を実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成
5.建設労働者認定訓練コース
6.建設労働者技能実習コース
7.障害者職業能力開発コース
・ 人材育成訓練についてはOFF-JTを10時間以上行った場合に助成されます
・ 認定実習併用職業訓練についてはOJTとOFF-JTを組み合わせた訓練に助成
・ 有期実習型訓練 正社員転換のため実施するOJTとOFF-JTを組み合わせた訓練に助成
などサブスクリプション型のオンデマンド研修も対象になるなど要件緩和がなされています。
また高度デジタル人材訓練の支給対象訓練に、マナビDX(※)に掲載されている講座のレベル区分で指定されていますので幅広い研修が対象になっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html?gclid=CjwKCAjw1MajBhAcEiwAagW9MULNnOg_utDRj-QLIc9RbX_kpiHN_Dz4W6BUaP7IoF_OCTmu7-vmexoCLsgQAvD_BwE#%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E4%B8%80%E8%A6%A7
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【2】「基礎から管理会計戦略まで サブスクリプション・ビジネス実践講座」のご案内
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今年の当社のもう一つのテーマである「人的資本経営」、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。」 当社でも健康経営の導入やまさかの備えのために福利厚生システム(401Kによる退職金・従業員への就業不能保険や医療保険の加入を行っていますが、もう一つの側面が人材教育やリスキリングへの取り組みです。 従業員に対し、研修や大学院の聴講などを進めています。 昨年厚生労働省からも人材開発への取り組みに対し「人材開発支援助成金」として従業員の人材育成、スキルアップに助成金が出ています。
そんな中、当社代表の畑中が『CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務』の共著者である吉村さんとともに、本テーマのオンデマンド講座を「事業革新ゼミ」にてご提供することになりました。もちろん人材開発支援助成金の利用が可能になる予定です。
■オンデマンド(開始日より6か月間・いつでもご視聴可)
【入門/設計編】 吉村さんが担当 約2時間20分:2万円+税
【会計/税務戦略編】畑中が担当 約1時間30分:2万円+税
※2つセットで2万7,000円
昨年、新社会システム総合研究所にてご提供し(ライブ配信)、ご好評いただいた内容を最新事例も交えてブラッシュアップ、ご都合に合わせて視聴いただけるようになっています。
サブスクリプション・ビジネスは、はやっている・安定しそうだというイメージ先行で戦略がなく取り組んでしまうと、失敗してしまうケースが多いようです。ぜひ、講座の知識をベースに御社の事業成功に結び付けていただければと思います。
なお、『CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務』(おかげさまで、気づけば3刷り、まだ売れ続けています)をプレゼントするプラン・パックもあります。
・「チーム一丸となってサブスクビジネスの成功を掴もう応援プラン」(法人として5人以上のお申込み)
・「新事業に必要なIT基礎、サブスクビジネス、情報発信が一気に学べるパック」(本講座はこのパックの一部となっています)。
■申し込み受付開始:【4月号・メルマガ発行日】
詳しくは、下記の案内サイトをご覧ください。
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【3】インターン生日記 その21 阿部さん編
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こんにちは。1年生の4月からインターンとして働かせてもらっています。大学3年生の阿部です。
ゼミ活動が今年の3月から始まり、充実したゼミ生活を送っています。私は会計フィールドのゼミに所属し、活動をしています。このゼミに入った理由は、三田論制作やディベートなどチームで協力して行う活動が多く、インゼミや工場見学といったイベントが豊富で充実したゼミ活動を送れそうだと思ったからです。実際に毎週4限分以上の時間を費やして活動を行っていて、充実した日々を送っています。4月から行っていた管理会計のテキストの輪読が終わり、今は他のゼミと合同で行うディベートに向けて準備をしています。そのディベートのお題は“日本銀行の質的量的金融緩和政策は日本経済にとってプラスであった。”というものです。私は肯定派として考える立場になりました。まず、立論をする前にお題の意味を細かく砕いていこうということで、“金融緩和政策とは?”、“質的金融政策または量的金融政策とは?”、“日本銀行の役割とは?”という疑問を解決するように努めています。かなり難しいテーマで、テーマを理解するだけでも3時間では足りませんでした。手間はかかる分やりがいをとても感じますし、新しい知識を得られるいい機会になるので、精一杯頑張ります。
また、ゼミ活動の他にサークル活動も頑張っています。私はジャズダンスサークルに所属しており、大学2年間はサークル活動に専念していました。ゼミ活動や就職活動が始まり、今までよりはサークルにコミットできなくなりますが、踊ることがとても好きで、大学3年生が現役最後の年となるので全力で楽しんでいい思い出を作りたいと思います。
ただ私が今頑張っていることの紹介文になってしまったのですが、インターンに関しては、残りのインターンとして働かせていただける期間を大切にして新しい知識や能力を得られるように頑張りたいと思います。
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【4】3月Facebook振り返り
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※2月はさぼりすぎて投稿が1件もありませんでした。
◆先週お客様の周年記念イベントに出させていただき刺激され今月のメルマガは人的資本経営について書いてみました
今週配信させていただきます。
「水五則に学ぶ人的資本経営 ~人材の価値を最大限に引き出す~」「インボイスウェビナーYOUTUBE配信延長」「インターン生日記」
今週配信です!
◆日経新聞「長期インターン広がる」という記事です。当社では創業以来インターン生を募集しており、その中で2名のインターン生が当社へ入社、さらに1名卒業後入社が決まっています。 長期インターン(昔で言うバイト)に興味のある方は当社にお問い合わせください。
◆【3/31まで配信期限延長】ビジネス・ブレイン税理士事務所「新春インボイスウェビナー2023~業務フローを変革する?インボイス対応から始めるデジタル経営~」
2023年1月17日(火)に閉幕しました
ビジネス・ブレイン税理士事務所 新春インボイスウェビナー2023
「業務フローを変革する?インボイス対応から始めるデジタル経営」
多くの方にご視聴をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
ご好評につき、ウェビナー動画の配信期限を3/31まで延長します。!!
https://www.youtube.com/watch?v=HwZDKmd_GOk&t=124s
今回のウェビナーでは、インボイス制度の企業経営に与える影響と、バックオフィス業務の改善に繋がるデジタル化の動向、また昨年12月に発表されました税制改正大綱の内容も含めて解説しています。
ウェビナーにご参加出来なかった皆様も、この機会にぜひご視聴ください。
セミナー内容
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1 適格請求書保存方式(インボイス制度)とは
①適格請求書保存方式(インボイス制度)の概要
②インボイス制度の経営面への影響
③経理業務への影響
2 インボイス制度導入前に確認・検討しておくこと
①適格請求書発行事業者の登録申請のしかた
② 免税事業者の場合
③免税事業者からの仕入の場合
④控除対象外消費税の整理
⑤インボイスに記載すべき事項と注意点
⑥適格請求書発行事業者になるための準備
⑦仕入税額控除を受ける際の注意点
3 その他の注意点等
①納付税額の計算方法と特例
②適格簡易請求書(簡易インボイス)・請求書発行免除とは
③簡易課税を選択している場合
④令和5年度税制改正 ~負担軽減措置~
4 電子インボイスとデジタル化の動向
5 消費税の転嫁は価格戦略そのものである
①免税事業者からの仕入の場合
6 経営のブラッシュアップ・補助金税制の活用!
7 税制の活用と令和5年税制改正のポイント
①所得拡大税制
②オープンイノベーション税制
③研究開発税制
④中小企業投資促進税制
⑤固定資産税の特例措置
⑥特例事業承継税制・納税猶予
⑦贈与税と相続税の一体化
8 まとめ
◆メディア「事業革新」さんのサイトにインタビュー記事が掲載されました 時間軸の視点を加えてCFを最大化しよう~サブスク実務書の著者に聞く(後)
◆税務調査の是認通知書
規模の大きい法人の特官部門の調査でこれを勝ち取った担当者の日頃の指導と頑張りの成果です!