月間メルマガ

2024年01月29日

2024年1月号その1 「災害支援への法人版ふるさと納税の活用を!」「近過去の歴史に学ぶ経営知」「あきらめないこと 様々な挑戦に勇気をもって踏み出すこと」

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【1】災害支援への法人版ふるさと納税の活用を!

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・1月1日 元旦に突然の能登半島地震が発生しました。

ふるさと納税や赤十字社への募金など 個人で寄付された方も多いようです。一方今年に関しては数件会社でもふるさと納税ができないのかという問い合わせをいただいております。 ちなみに当社でも法人版ふるさと納税を一昨年から実施しており、今年も私個人だけでなく法人でも、石川県に些少ですがふるさと納税をさせていただきました。

石川県など複数の県・市区町村ではすでに令和6年能登半島地震被災者支援、復旧・復興のための企業版ふるさと納税を受け付けています

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kikaku/kigyoubanfurusatonouzei.html

 

大まかな仕組み

・企業版ふるさと納税の対象先を探す

・都道府県や市区町村に対し「企業版ふるさと納税寄付申出書」を提出

・指定された口座に寄付金を振り込み

・寄付証明書が後日郵送されるので、確定申告書に添付して提出

・法人税・地方税等から 寄付額のおおむね90%程度が税額軽減される。

・ただし税額軽減は 概ね 法人税・地方税の納税額の5%割程度を限度

・個人版ふるさと納税と異なり 返戻品や見返り等は禁止されています

・本社所在地の都道府県市区町村への寄付は禁止されています

 

大体の企業版ふるさと納税の税額控除限度額試算はこちら

https://furu-con.jp/info/simulator

かなりざっくりした表現をすると控除限度額は課税所得の1-3%程度といえます。

・10%負担の範囲内で寄付したければ 寄付額は納税額の5%まで(課税所得の約1%)

・自己負担を通常税率の負担であれば寄付額は納税額の10%(課税所得の2.5-3.0%)

 

地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)制度概要

・企業版ふるさと納税は地方創生の取組を進化させていくことを狙いとして平成28年度に創設された制度です。

・国が認定した地域再生計画に位置付けられる地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合、損金算入による軽減効果(寄附額の約3割)と合わせて、令和2年度税制改正により拡充された税額控除(寄附額の最大6割)により、最大で寄附額の約9割が軽減され、実質的な企業の負担が約1割まで圧縮されます。

・改正のあった令和2年度の寄付金額は前年度の約3.3倍の約110.1億円、寄付件数が約1.7倍の2,249件と大きく増加しました。また、企業版ふるさと納税を活用する企業は約1.5倍の1,640、寄付を受領した自治体は1.8倍の641に増加しています。

 

・メリット①

・寄付を通じて地方創生プロジェクトを応援することで、社会貢献に取り組む企業としてのPR効果や、CSRの推進に繋がることが期待できます。

・メリット②

・企業版ふるさと納税を通じた連携により、地方公共団体と企業との間で新たなパートナーシップの構築の機会が創出されます。

・メリット③

・寄付先である地方公共団体の地域資源などを生かした、新たな事業展開なども期待できます。

 

・留意点①

・寄付企業は寄付の代償として地方公共団体から経済的な利益を受ける事ができません。

 

・石川県復興支援

・令和6年1月に発生した令和6年能登半島地震により、石川県では能登半島を中心に甚大な被害が発生しております。被災者支援や今後の復旧・復興には、多くの支援が必要とされるため、石川県の地方公共団体でも「企業版ふるさと納税」の寄附受付が開始されました。被災者支援や復旧・復興のため、企業の皆様の温かいご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

・企業版ふるさと納税を活用した石川県復興支援の具体的な流れや詳細は以下のホームページをご確認ください。

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kikaku/kigyoubanfurusatonouzei.html

 

・※企業版ふるさと納税対象事業(石川県)リスト

https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/portal/t17_ishikawa.html

 

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【2】12月Facebook振り返り① 「近過去の歴史に学ぶ経営知」

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◆「近過去の歴史に学ぶ経営知」変化する歴史を振り返ると、一貫して変わらない「本質」が浮かび上がる。

 

11月号の当社メルマガは 「読書日記「変化する歴史から一貫して変わらない「本質」を見極める」」「倒産防止共済・小規模企業共済・401Kの加入はお済ですか?」です。

楠木建・杉浦泰著「逆・タイムマシン経営論」を読みましたのでその感想を・・・

以下メルマガのエッセンスです。

ブックカバーに書いてある 「近過去の歴史に学ぶ経営知」

変化する歴史を振り返ると、一貫して変わらない「本質」が浮かび上がる。

本質を見極め、戦略思考と経営センスに磨きをかける「古くて新しい方法論」

とのとおりの本でした。

近未来ではなく近過去から学ぶことで初めて見える視点知見がある

「飛び道具トラップ」これからは○○の時代だという言葉に大きく反応しがちです。

「激動期トラップ」コロナで働き方は一変する!のようなワードに過剰に反応しがちです。「セグウェイ」「3Dプリンター」「ランドロイド(洗濯物折り畳み機)」「グーグルグラス」

マスコミは激動のようなタイトル出ないと売れないので大騒ぎするという性質ですので仕方ないのかもしれません。今こそ平常期 平和に暮らそう では視聴率上がりませんので。。。

「遠近歪曲トラップ」 日本は衰退する一方、シリコンバレーはすごい 昔の日本はよかった など。

「マクロ=環境のせいにしない」「他責思考にしない」

結局ノイズや煽りに惑わさず 本質を考え ピンチに素早く 王道の道で対応し チャンス・成長のきっかけへと結びつける そんな考え方・とらえ方をできる思考が重要なのでしょう。

「われわれが歴史から学ぶべきは いかに人々が歴史から学ばないかということだ」(ウオーレン・バフェット)

 

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【3】12月Facebook振り返り② 成功者の名言の共通点「あきらめないこと 様々な挑戦に勇気をもって踏み出すこと」

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◆人生の成功者といえる人の名言の共通点

それはあきらめないこと 様々な挑戦に勇気をもって踏み出すこと

失敗しても次の糧にし失敗を活かすこと ポジティブシンキングであること ですかね

「スポーツと違ってビジネスにはルールも制限時間もありません。

今回のXXXXにおいても 最後まであきらめず最後まで駆け抜けましょう

あきらめるまでは挑戦中・ あきらめた時が失敗です。

人生における成功者は最後まであきらめなかった人です。」

パナソニックの創業者であった松下幸之助氏は〝僕には失敗はない。何故なら成功するまでやり続けるからだ。〟と言って、決して諦めることはありませんでした。

京セラの名誉会長である稲盛和夫氏は〝世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。〟という言葉を残しておられます。

「人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ」トーマス・エジソン(アメリカの発明家)

目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない。- マイケル・ジョーダン -

何かを始めるのは怖いことではない。怖いのは何も始めないことだ。- マイケル・ジョーダン -