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2022年06月27日

2022年6月号その1 「免税事業者からの仕入れは2%→10%のコスト増に!消費税インボイス制度の事前確認ポイント」 「インターン生日記 その18」「オトナは入場禁止!なつやすみ 子どもだけ寄席のご案内」

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【1】免税事業者からの仕入れは2%→10%のコスト増に! 消費税インボイス制度の事前確認ポイント

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いよいよ2023年10月から消費税インボイス制度が始まります。

それに先立ち今年の秋にはデジタルインボイスのテストが始まります。

今回の消費税インボイス制度のポイントは3つあります。

  • インボイス制度導入と同時にデジタルインボイスが導入され 電子帳簿保存法の電子データ保存の宥恕規程より先にデジタル対応が必要
  • ほとんどの事業者はデジタルインボイスを採用することになると思われ、中小企業を含めた経理の“本当の意味での”DXが実現する
  • 免税事業者からの仕入れ・購入は 何も対応しないと2%のコストアップになる

 

消費税の納税額は“売上の消費税―仕入購入の消費税”として計算されます。

インボイス制度では 免税事業者からの購入・仕入は仕入税額控除の対象外となり引けなくなります。つまり消費税の納税額が増えることになり、その分だけ負担すべきコストが上がることになります。

どれくらい上がるのかというと、インボイス制度導入から3年間は80%控除、その後の3年間は50%控除、それ以降は控除不可能になります。

つまり、免税事業者からの仕入れは、何も対応しければ 消費税納税額=負担するコストが、2%→5%→10% とコスト増になってしまうのです。

そのため、従来通り仕入税額控除を受けるためには自社だけではなく仕入先・外注先・大家さんが適格請求書発行事業者になっているかの確認も必要です。

つまり経理部門だけでなく営業や購買部門・契約部門など幅広い部門をまたがった確認が必要になるということです。 それを怠ると消費税の納税額が増加してしまいますので事前に対応する必要があります。

 

また、デジタルインボイス制度は従来紙でやり取りしていた領収書請求書がデータでやり取りされることになります。従来の電子化は 紙の請求書領収書がPDFになる程度のデジタイゼーションと呼ばれる第一段階のDXでしたが、今回のデジタルインボイスは業務プロセス全体のデジタル化になり、バックオフィス業務のプロセスの電子化といった業務全体の抜本的な変革になる可能性が高いと思われます。

今年の秋以降は 業務プロセスの変革・デジタル化を念頭にインボイス制度に取り組むことが重要になります。

 

現在TKC様のサイトで「中堅・大企業のためのインボイス制度対応セミナー」が6/30迄オンデマンド配信されています。私が「インボイス制度への対応に向けて準備・検討すべき事項」について解説していますので是非そちらもご覧ください。

https://www.tkc.jp/consolidate/seminar/invoice/

 

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【2】インターン生日記 その18 清水さん編

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はじめまして、大学3年の清水と申します。

 

大学では商学部に在籍していて、主にマーケティングや貿易ついて学んでいます。好きなことはミュージカルを観ることで、宝塚や劇団四季などが大好きで月1回は観劇することを目標にアルバイトやインターンを頑張っています。

 

インターンを始めたきっかけは、大学1年生の時に授業でアカウンティングについて学んだことをきっかけに、会計の仕事に興味を持ち、就職活動を見据えてインターン生として働かせて頂くことになりました。

 

ビジネスブレインでは基本的な資料作成や電話対応はもちろん、会計事務所ならではの専門的な業務まで携わることができるので学べることがとても多いです。現在は、より詳しく会計について知りたいと思い、簿記3級の勉強もしています。

 

4月から3年生になり、就職活動も始まるのでインターンシップで学んだことなどを活かして精一杯頑張りたいと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

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【3】「オトナは入場禁止!なつやすみ 子どもだけ寄席」のご案内

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数か月前に地元の子ども食堂に行きまして、子供の未来を支えるような取り組みは重要だなと思っていたのですが、先月ひょんなことからとあるパーティーで隣の席に上方の落語家さんがお座りになり、落語好きとしてはいろいろお話聞かせていただいてたのですが その中で小学生を対象にした落語会をほぼボランティアで開いているとのこと今年は東京でもあるとのことでした。

主催の理由が大人はコロナでイベントなくなってもまた今度ね!で済むが小学〇年生のイベントは一生に一回しかない、そんな貴重な機会を奪われた子供に何かできることはないかと考えて企画されたイベントです。

子どもの未来を支える重要なイベントですね!

是非皆さん小学生の子供さんがいる方や従業員さんにご案内をお願いします。

あと、ボランティア運営なので協賛金も募集中とのことですので是非!

 

桂福丸さん企画「なつやすみ 子どもだけ寄席」の申し込みが始まっています。

8月23日(火)浅草木馬亭にて開催、3部制12:30/15:30/18:30)8/5兵庫西宮でも開催

<小学生だけ入場可!オトナは入場禁止>

「なるべくお小遣いから入場料を払ってほしい」ため、入場料は300円。

コロナでイベント減ってしまった子供たちのために企画されたイベントです!

しゃべってて品がある人だなと思っていたら 福丸師匠は灘高~京大法学部なのねびっくり!

1.コロナとこどもたち

ご存じの通り、2020年は新型コロナの影響により学校行事のほとんどがなくなりました。また、授業や給食・休み時間の遊び方・放課後の活動でも、子どもたちはのびのびした学校生活が送られなくなりました。大人と違い、子どもたちにとっての世界は家庭と学校がほとんどです。大人が、年に1回の会合やイベントを開催しなかったとしても、また来年があり、再来年があります。しかし、たとえば小学3年生のイベントをなくしてしまうと、その子にとって小学3年生のイベントは一生なくなったままになるのです。もちろん学校によっては、何らかの形で色々な行事を開催しようと努力されているところもありました。そのような先生方や保護者の方の熱い姿を見て、何か自分にもできることはないかと思いついたのが、今回の「子どもだけ寄席」です。

2.なぜ「子どもだけ」?

子どもにとって、大人が見ていないところで遊ぶ、というのはワクワクするものです。子どもだけでつくった秘密基地、先生が寝てからする修学旅行のまくら投げ。そこには子どもだけで盛り上がれる自由な時間があります。本来ならなかなか入れない本物の劇場に子どもだけで入って舞台を鑑賞することは、必ず子どもたちにとって大きな経験となり、またよい思い出になると思います。

 

お申込み詳細はこちらから↓

桂福丸の子どもだけ寄席

 

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【4】4月分FACEBOOK振り返り

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◆理想とする人材育成ができるホールディングス経営にとって参考になる点が多く、

ホールディングス経営しているまたはしようとしている方は必読の書です。

システム経営 連邦経営 選択と分散 グループ横断組織 で自律人材育成する

 

これからもお客様の成長戦略としてM&Aとホールディングス経営推進していこうとおもいます(参考指標としてTKCの経営指標BASTも紹介されていました)

 

即実践 百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず

おまけに日経トップリーダーの減収増益 高付加価値経営も

 

◆TKCWEBコラム

「中堅・大企業向け消費税インボイス制度の留意点」

第1回 インボイス制度の概要と取引先への対応が公開されました。

https://www.tkc.jp/consolidate/webcolumn/023849/

 

◆久しぶりに税制ではない会計思考のセミナー「サブスクリプション・ビジネスのためのCFO思考」セミナーを開催します。

日時:2022年 6月 3日(金) 13:00~15:00

会場:新橋 SSKセミナールーム(ZOOMでのハイブリッド開催)

あらゆる産業でサブスクリプション・ビジネスが急速に拡がりをみせ、新型コロナウイルスにより変革スピードはさらに加速しています。

まず、サブスクリプション・ビジネスの考え方や管理会計の基礎、特有な会計処理について解説します。税務についても組織再編税制や連結納税制度等の解説だけではなく、オープンイノベーション促進税制などベンチャー特有のタックス・ストラテジーの考え方やグループ活用例についてもお話しさせていただきます。最後にまとめとして将来キャッシュフローの最大化のために経営企画部門やCFO(chief financial officer)が果たすべき役割について考えたいと思います。

1.サブスクの管理会計

2.サブスクの収益認識に関する会計・税務 〜収益戦略

3.サブスクのグループタックスプランニング 〜税務戦略

4.サブスクで検討したい持株会社化 〜組織戦略

5.DX時代のサブスクCFOに求められる役割

6.質疑応答/名刺交換

※参考文献

畑中 孝介共著「CFOのためのサブスクリプション・ビジネスの実務」中央経済社、2021年

https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?spage=special_22257

 

◆立川開催のセミナー案内です。

「中堅・中小企業向け ~業務フローを変革する?~ インボイス対応から始める デジタル経営」

4/27 15:00-1630

【主催】東京中小企業投資育成(株)

【共催】多摩信用金庫

会場  たましんRISURUホール又はZoom(立川)

令和5年10月から開始される消費税インボイス制度。自社の書類形式変更とシステム更新で満たされると思われがちですが、原価管理の再検討、サプライチェーンの再構築を迫られるといった経営リスクを伴うものです。

また、電子インボイスの導入は、単なる情報の電子化にとどまらず、企業のバックオフィス業務を抜本的に変革する契機となり、一気に業務の効率化を進められる可能性を秘めています。

本セミナーでは、企業経営者や管理責任者の方に向けて、インボイス制度の企業経営に与える影響と、バックオフィス業務の改善に繋がるデジタル化の動向について、講師の私見を交えて解説いたします。

・インボイス制度の対応に伴う注意点

・電子帳簿保存法の改正

・電子インボイス制度の目指すもの

・企業経営におけるデジタル化の活用

・本改正から考慮すべき価格転嫁、粗利益確保策

会場

たましんRISURUホール又はZoom

 

◆東京中小企業投資育成様主催セミナーのご案内です。

中小企業経営者セミナー「中堅・中小企業向け~業務フローを変革する?~インボイス対応から始めるデジタル経営」

日時:2022年06月15日(水) 15:00~16:30

会場:投資育成ビル8階ホール (渋谷区渋谷3-29-22)

【中小企業経営者セミナー】

2023年10月から開始される消費税インボイス制度。自社の書類形式変更とシステム更新をすれば十分と思われがちですが、原価管理の再検討、サプライチェーンの再構築を迫られるといった経営リスクを伴うものです。

他方で、電子インボイスの導入は、単なる情報の電子化にとどまらず、企業のバックオフィス業務を抜本的に変革する契機となり、急速に業務の効率化を進められる可能性を秘めています。

今回は、TKC全国会中堅・大企業支援研究会幹事の畑中孝介氏に、インボイス制度の企業経営に与える影響と、バックオフィス業務の改善に繋がるデジタル化の動向を解説していただきます。

https://www.sbic.co.jp/seminar/20220615/