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2024年04月12日

2024年4月号その1 「中小企業省力化投資補助金―IoT・ロボットの導入支援」「IT導入補助金2024でビジネスを革新しましょう!」

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【1】  中小企業省力化投資補助金―IoT・ロボットの導入支援

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今回は、令和5年の補正予算の中で注目される「中小企業省力化投資補助金」について解説します。

 

補助対象者は、業種ごとに定められた資本金・従業員数の要件を満たす中小企業・個人事業者とされており、さらに一定の要件を満たした「労働生産性の向上」と「賃上げ」の目標を掲げ、それらに取り組む必要があります。

 

現段階で、導入が承認されているのは「清掃ロボット」「配膳ロボット」「自動倉庫」「検品・仕分システム」「無人搬送車」「スチームコンベクションオーブン」「券売機」「自動チェックイン機」「自動精算機」といった製品カテゴリのものです。

 

補助上限額は従業員規模別に200~1,000万円、補助率は最大1/2です。先述の賃上げ要件を達成した場合は、補助上限額1.5倍に引き上げとなります。

 

申請フローとして、補助金申請を行う事業者が、事務局が登録したカタログの中から製品を導入し、“販売事業者と共同申請”する方法を採用しています。

 

昨今、賃上げ及び労働基準法改正の影響による時間外労働の上限規制厳格化が話題を呼んでいることも相まって、中小企業等の売上拡大や生産性向上は急ぐべき課題といえます。人手不足解消を目的とする中小企業省力化投資補助金は、そういった課題に対し、即効性のある助けになることでしょう!皆さんも積極的に活用してみてはいかがでしょうか?

 

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【2】IT導入補助金2024でビジネスを革新しましょう!

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皆様はビジネスに革新をもたらすIT導入補助金をご存知ですか?これは、中小企業や小規模事業者などが経営課題を解決し、業務効率化や売上向上を図るために、さまざまなITツールの導入を支援する補助金制度であり、以下の5つの枠から申請が可能です。

 

1.通常枠:自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポートします。

2.インボイス枠(インボイス対応類型):インボイス制度に対応した会計ソフト、受注ソフト、決済ソフトを導入し労働生産性の向上をサポートします。

3.インボイス枠(電子取引類型):インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援します。

4.セキュリティ対策推進枠:サイバー攻撃のリスクに対処するため、様々なリスク低減策を支援します。

5.複数社連携IT導入枠:中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援します。

 

IT導入補助金を活用することで、例えば以下のような課題を解決することが可能です。

 

・インボイス制度に対応した受発注システムの導入

・業務の効率化と売上アップのためのシステム導入

・セキュリティの強化

 

申請までの手順は、まず公募要領などの確認、gBizIDプライムアカウントの取得やセキュリティ宣言の実施、みらデジ経営チェックの実施などがあります。その後、交付申請、交付決定、IT導入支援事業者とのマッチングや交付決定、ITツールの選定、ITツールの発注や契約、事業実績報告、補助金交付、事業実施効果報告などのステップを踏んで進められます。

 

補助対象 インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフト

補助率 3/4以内、4/5以内

補助額 〜350万円以下

 

補助対象 PC・ハードウェア等

PC・タブレット等レジ・券売機等

補助率 1/2以内 中小企業は3/4、小規模事業者は4/5

 

補助額 20万円以下

会計・受発注・決済のうち1機能以上を有することが機能要件

 

さらに、デジタル化を進めるためのポータルサイト「みらデジ」を活用すれば、経営課題やデジタル化の進捗状況を把握し、専門家とのリモート相談も可能です。

 

この制度を利用することで、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入しやすくなり、業務効率化や売上アップなどの効果を期待できます。

皆さんもIT導入補助金を活用して、ビジネスの革新に取り組みませんか?

 

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【3】2月Facebook振り返り

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◆ 今年の著作物第一弾は令和6年度税制改正研修会テキストです

税理士向けです

 

 

◆今年の著作物第二弾は

Q&A税制改正の留意点です

著者限定名入冊子版です

何年目になるのだろう?

 

 

◆土曜日久しぶりにビジネス・ブレイン雪部開催

子供より若い大学生のバイトさんたちにスキーを教えて楽しかったです!

大学生にとってもコロナ禍でなかった体験できてとっても楽しそうでした!