2025年02月26日
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【1】「野中郁次郎先生の遺訓」
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一橋大学名誉教授野中郁次郎先生が1月にご逝去されました。
2月1日の日経に野中教授の遺言として残された言葉が紹介されていました。
「ある程度70点くらい取れそうなら まずやってみる そして改善していく
日本企業の失われた30年の元凶は何か、と聞いて返ってきた答えがまた振るっていた一般に、バブル崩壊後の日本の低迷は「雇用、設備、債務の3つの過剰」が原因だとされてきたが、野中氏は「プランニング(計画)、アナリシス(分析)、コンプライアンス(法
令順守)の3つの過剰こそ真因」と強調した。
計画も分析もルールづくりも行きすぎると、それ自体が目的化し、経営の活力を損なってしまう、という意味だ。」
と紹介されていました。まさに我が意を得たりという思いでFACEBOOKに紹介したところ とある先輩から 野中郁次郎先生のお別れの会に参加されて このようなメッセージカードが配布されたとご連絡をいただきました。
調べてみたところ何人かの方がSNSにアップされていました。大変心にしみる経営の本質が書いてありましたのでここに紹介させていただきます。
「『経営とは、生き方 A Way Of Life』である。
意味を問わなければ、
イノベーションは生まれない。
野生を磨け!賢慮をはぐくめ!
考える前に感じろ!
イノベーションは共感と対話から始まる。
現実の只中で本質を直観せよ。
人は関係性の中で人になる。
異質との出会いを楽しもう。
忖度するな!全身全霊で知的コンバットせよ。
スクラムを組む。集合知を創造せよ。
自己変革に挑み続けよ。
覚悟をもってやり抜け!
我々は世界平和のためのチームだ。
未来の共通善に向かって『物語』を共に創ろう。
暴れまわるぞ!」
ご冥福をお祈りいたします。
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【2】温室効果ガス(GHG)の排出量算出に向けた経理業務のDX化【寄稿】
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皆様はじめまして。Growth Farm合同会社 共同代表の石黒です。
突然ですが、皆様の会社では温室効果ガス(GHG)の排出量の算出進んでいますか?
「算出も削減目標もできているし、人員も足りている」という方以外は、ぜひ当メルマガをご覧ください。
1.温室効果ガス(GHG)とは
まず、温室効果ガス(GHG)とは温室効果を引き起こす気体のことであり、
二酸化炭素(CO2)の他に、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、代替フロン類(HFCs、PFCs、SF6、NF3)などのガスが含まれます。
これらのガスは、無くても問題がありますが(平均気温がマイナス19℃になる)、増えすぎると地球温暖化を引き起こす問題があります。
「IPCC 1.5℃特別報告書」によると、2017年時点で工業化以前の水準よりも約1.0℃の地球温暖化をもたらしたと推定され、2015年12月のパリ協定に基づいて各国が提出した目標による2030年の排出量では地球温暖化を1.5℃に抑えることはないであろうとされています。
なお、工業化以前の水準よりも2.0℃高くなるとサンゴ礁がほぼ全滅するとされており、膨大な数の人が生死に関わるリスクにさらされる恐れも懸念されております。
2.温室効果ガス(GHG)の排出量算出の必要性
これらを受けて、近年サステナビリティの流れが加速しており、
・2022年4月からは改訂コーポレートガバナンス・コードに基づいて東証プライム上場企業に対して「国際的に確立された開示の枠組みであるTCFDまたはそれと同等の枠組
みに基づく開示の質と量の充実を進めるべき」とされた
・2024年1月1日以後開始する年次報告期間よりIFRS S1号およびS2号が適用開始
など、広がりを見せております。
また、サステナビリティ基準委員会により、日本版S1プロジェクトおよびS2プロジェクトの検討も進められております。
そのため、現時点ではプライム上場企業やIFRS適用企業が対象として義務化されておりますが、当温室効果ガス(GHG)の排出量算出については、自社(自グループ)内だけではなく、事業者の活動に関連する他社の排出(サプライチェーンの上流および下流)も算出対象に含まれるため、自社が開示義務がないケースでも、プライム上場企業等の取引先より算出を求められるケースがあったり、投資家から脱炭素経営を求められるケースもあります。その中でSBT認定(※)取得を求められる可能性もあります。
(※)SBT認定:企業が各排出量を計測し設定した目標に対して、SBTイニシアティブが妥当性を検証することで得られる認定。SBT認定を取得することは世界基準で認められた脱炭素経営を実践している証となり、社会や顧客からの信頼獲得や企業イメージ向上に大きく貢献する。
上記を考慮すると皆様にとっても他人事ではなくなってきます。
しかし中小~中堅企業様の大半において、サステナビリティの専任担当を採用することは現実的ではないケースが多く、経理部をはじめとする管理部門の方が通常業務に加えて、温室効果ガス(GHG)の排出量算出を行うことになることが一般的です。
3.温室効果ガス(GHG)の排出量算出に向けてやるべきこと
限られた人員や工数で対応するためには、温室効果ガス(GHG)の排出量算出にどのように取り組んでいくべきかに加えて、既存業務等をどうやって効率化していくかの2軸で考えていくことが重要です。
やるべきこととしては例えば以下の論点があります。
(1) 温室効果ガス(GHG)の排出量算出への取り組み
・金額ベース排出原単位で概算計算するための会計データの整理(科目等の運用整理含む)
・取引の詳細把握のための請求データの一元管理
(2) 既存業務効率化についての取り組み
・システム化を円滑にするための業務プロセス改善
・クラウドサービス活用などによる工数削減
4.温室効果ガス(GHG)の排出量の算出について当社でご支援できること
近年、温室効果ガス(GHG)の排出量算出を行うツールやコンサルティング会社は増えてきておりますが、経理財務領域と切り離して支援するものが大半です。
しかし、当社Growth Farm合同会社では、
・コーポレート業務DX化(業務改善&クラウドサービス導入)
・グループ経営管理体制構築支援(連結会計・子会社管理・予実管理)
・CO2排出量計測支援
など、経理財務領域の業務構築&改善、システム導入までを包括してご支援可能です。
(その他、「サブスク型営業のフレームワーク導⼊」や「田んぼのサブスク」なども行っております)
そのため、経理財務領域と密接な関係がある温室効果ガス(GHG)の排出量の算出について、包括して、全体の業務設計を考慮したご支援ができることが強みです。
少しでもご興味もっていただけましたら下記お問合せフォームまでお気軽にお問合せください。
【お問合せフォーム】https://forms.gle/4SRffyp2W8twLUpz5
Growth Farm合同会社
東京都港区芝大門2丁目4-6豊国ビル8F(ビジネス・ブレイン税理士事務所内)
代表取締役CXO
石黒 崇利
info@growth-farm.com
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【3】インターン生日記 その28 東野くん編
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初めまして。一昨年11月からインターン生として働かせて頂いております、大学4年生の東野(ひがしの)です。メルマガ初登場ということで、簡単な自己紹介ができればと思います。
僕は新潟県出身で、小学校から高校まで野球をしていました。高校最後の年はコロナウイルスの流行で甲子園がなくなり、今も不完全燃焼のままでいます…。現在は大学の部活動やサークルで野球を続けてはいませんが、アルバイトで横浜スタジアムのボールボーイ・リリーフカーの運転手としてプロ野球選手のサポートをしています。テレビで見ていた選手や始球式に来る有名人を近くで見ることができて、貴重な経験をさせていただけているなと感じています。
大学では、なんとなく法学部に入り、将来のことも考えず遊び呆けていました。さすがに将来のことを考え役に立つ資格を取ろうと考えたときに、両親のお店の担当の税理士の方が親身になってサポートをしてくれていたことから、簿記に興味を持ち勉強を始めました。勉強をしていくうちに、より専門的な知識を身に着け、お客さんのサポートができる仕事がしたいと思うようになり、現在は税理士試験の勉強をしています。今年の夏の試験が初受験なのでとても緊張しています。
ビジネスブレインで働き始めてから、業務や研修を通して電話応対や資料作成、決算書製本など、税理士の仕事の一部を経験することができ、とても有意義な時間を過ごせています。また、分からないことがあったときは社員さんや先輩方が優しく教えてくれるのでとても助かります。
ビジネスブレインは畑中先生をはじめお酒好きの人が多く、これまでよりもお酒を飲めるようになりました。それまでは全くお酒を飲めなかったのでとても感謝をしています(笑)。しかも、普段ほろよいや男梅サワーしか飲まない僕に大学生が手を出すことができないようなお酒を飲ませてもらっています。とても美味しかったです。
無事に税理士法人への就職が決まり、インターン生として働くことができる期間は短かいですが、会計の知識やパソコンのスキルをもっと身に着け、社会に出てから活躍できるよう頑張っていきます!
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【4】12月Facebook振り返り
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◆TKCWEBコラム「経理必見!最新「交際費等」の取り扱い(全3回)」連載開始です。
https://www.tkc.jp/…/webcolumn/group_tax/column202411_3/
令和6年度の税制改正において、「交際費等の損金不算入制度」の見直しが行われ、交際費等の範囲から除外される「飲食費」の金額が、これまでの(令和6年3月31日支出分まで)1人5,000円から「10,000円以下」に引き上げられました。
このコラムでは交際費等の基本から実務上の留意点、隣接費用との関係、そして実務上の間違いが多い控除対象外消費税との関係についても解説します。
当コラムのポイント
交際費等の概要と飲食接待費50%特例の概要
隣接費用との関係(株主総会等の関連含む)
控除対象外消費税(インボイスの免税事業者等の論点含む)
◆今日は当社の月2回の早朝研修です。
TKC基本講座3ターム目が終わり 京セラフィロソフィーの2ターム目に入りました、
◆ビジネス・ブレイン登山部、10月19日に神奈川県丹沢山域の塔ノ岳に登ってきました。
朝早く大倉バス停に集合し、9:00より登山開始!!
最初はみんな余裕を見せていたものの、徐々に息が切れるようになり、休憩をはさみながら少しずつ登っていきます。
ひたすら続く長い大倉尾根の登りを乗り越え、12:30に塔ノ岳山頂に到着しました!
雲が山頂を覆っていたため、あいにく景色はほとんど見えませんでしたが、「塔ノ岳山頂」の山頂標識で記念写真を撮り、皆大満足です!!標高1491mの山頂にいると、普段の悩みがちっぽけなことのように感じてしまいます。
山頂での休憩中には、新調したバーナーでお湯を沸かしてカップ麺を食べることもできました!
16:30に下山完了!!
下山後には、弘法の里湯に立ち寄り疲れを癒し、そのまま食事処にてビールで乾杯!
温泉と冷たいビールで締めくくる、最高の登山になりました!
次の登山部の活動も楽しみです!!
◆26日は社員 と日頃お世話になってる皆様と忘年会でした 社員13人 大学生の長期インターン11名で
総勢30名〔喫煙組が写真にいない〕の忘年会で日本酒13本w
新年は7日からとなります 来年もよろしくお願い致します🤲
◆Merry Christmas&2026 Happy New Year